サイパン旅行の前に必ずチェック!現地の治安と防犯対策をまとめてみた!

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南国リゾートとして根強い人気を誇るサイパン島。美しい海と自然、フレンドリーな人々が魅力の観光地ですが、「サイパン 治安」と検索する方も多いように、近年では旅行者を狙った軽犯罪が増えていることも事実です。

本記事では、サイパンの最新治安情報と、旅行中に気を付けたいポイントを詳しく解説します。これからサイパンを訪れる予定の方は、ぜひ参考にしてください。

サイパン島・ロタ島の治安状況とは?

北マリアナ諸島を構成する14の島々の中で、観光客に人気が高いのがサイパン島ロタ島。治安は比較的良好とされていますが、観光客を狙った窃盗やひったくり事件が発生しているため油断は禁物です。

一方、その他の無人島や非観光地化された島では、犯罪報告はほとんどありません。しかし、アクセス手段が限られるため、個人での訪問には注意が必要です。

観光客を狙う「ひったくり」被害が増加中!

2025年現在、サイパンの治安状況における最大の懸念は「ひったくり」です。とくに日本人観光客がターゲットにされるケースも多く、以下のような場所で被害が報告されています。

  • バンザイクリフ
  • ラストコマンドポスト
  • バードアイランド

警備員の配置など対策は講じられていますが、「自分は大丈夫」ではなく常に警戒心を持つことが重要です。

ハンドバッグはNG?車からのひったくりにも要注意!

ひったくり被害の中には、車の窓から手を伸ばしてバッグを奪うケースも報告されています。

防犯ポイント

  • ハンドバッグやショルダーバッグよりもリュックを使用する
  • バッグは必ず車道と反対側に持つ
  • ひったくりに遭っても無理に抵抗しない

怪我を避けるためにも、バッグを奪われた場合は冷静に車の特徴やナンバーを記憶し、現地警察に通報しましょう。

レンタカーを使うなら絶対に施錠&貴重品は車内に置かない

レンタカー利用者が狙われるケースも少なくありません。とくに、短時間の駐車でも車上荒らしに遭うことがあるため要注意。

防犯ポイント

  • 必ず鍵をかける
  • 窓を閉める
  • 車内にパスポートや現金などの貴重品を置かない

車上荒らしの被害報告も増えており、「少しの油断」が大きなトラブルに繋がることも。

ビーチアクティビティ中の荷物管理に注意!

シュノーケリングや海水浴中の置き引き被害も報告されています。楽しい時間が台無しにならないよう、次の点を守りましょう。

  • ビーチには貴重品を持っていかない
  • どうしても必要な場合は、防水ポーチで身につける
  • 荷物を見張る人を交代で立てる

リゾート地でも、貴重品の管理は旅行者自身の責任です。ホテルのプールやビーチサイドも気を付けましょう。

夜の外出は避けよう!夜のビーチや街中は特に注意が必要

サイパン島は比較的治安が良いとされている観光地ですが、夜間の外出には注意が必要です。

昼間は観光客でにぎわうエリアも、夜になると人通りが極端に減り、犯罪リスクが高まります。

夜中の一人歩きは厳禁!

特に女性の一人歩きは非常に危険です。
サイパンでは、夜間に観光客を狙ったスリや強盗、ひったくりなどが発生しており、路地裏や人気の少ないエリアでは、声をかけられたり、後をつけられたりするケースも報告されています。
たとえ中心部であっても、暗くなると通行人の数が激減するため、油断は禁物です。

防犯ポイント
・外出は明るい時間帯に済ませる
・どうしても夜に出歩く必要がある場合は、信頼できる人と複数人で行動する
・不必要に貴重品を持ち歩かない

夜のビーチは特に危険!

「昼間と同じ感覚」でビーチに行くのは大変危険です。
夜のビーチは照明がほとんどなく、視界が悪いため犯罪が発生しやすい環境となっています。また、通報や助けを呼ぶのが難しい場所でもあり、事件・事故に巻き込まれた際に対応が遅れる恐れがあります。

避けたい夜の行動例
・日没後のビーチ散歩
・夜の写真撮影スポット巡り
・サンセット後の海辺での飲酒・パーティー

サンセット後は早めに宿に戻るのがベスト

サイパンは日の入り時間が18時30分前後となることが多いため、それ以降の時間帯は行動を控えるようにしましょう。

ホテル周辺のレストランやバーで食事やリラックスを楽しむ程度にとどめて、21時〜22時以降の外出はできるだけ避けるのが安心です

おすすめの夜の過ごし方
・ホテルのバーやレストランでのんびり
・お土産の整理や旅の計画を立てる
・翌日のアクティビティに備えて早めに休む

サイパンでも夜は“防犯意識”を忘れずに
昼は美しいビーチや観光スポットで癒されるサイパンも、夜は犯罪リスクが増すエリアが存在します。安全に旅を楽しむためには、夜間の不要な外出は避け、明るく人の多い時間帯に行動することが基本です。

サイパンは基本的に安全。でも「観光客狙い」の軽犯罪に注意!

サイパンは全体的に見れば治安の良い観光地ですが、観光客を狙った窃盗・ひったくり事件が年々増加しています。

特に「サイパン 旅行 注意点」「サイパン ひったくり」といった検索キーワードが目立つことからも、旅行者の防犯意識の重要性が伺えます。

旅行先でトラブルに巻き込まれないためには、次の5つのポイントを忘れないでください。

✅ 夜間の外出は控える
✅ バッグの持ち方に注意
✅ 貴重品は最小限に
✅ レンタカーは施錠必須
✅ ビーチでは荷物の監視を徹底

楽しいサイパン旅行を安全に過ごすために、ぜひこの情報を役立ててくださいね!

サイパンでトラブルに遭った際にどうする?

サイパンで万が一、犯罪の被害に遭った場合は?

どれだけ気をつけていても、海外では予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。サイパンで盗難や詐欺、暴行などの被害に遭った場合は、焦らずに落ち着いて対処することが大切です。

以下に、緊急時に役立つ連絡先や対応方法をまとめました。

■ 警察・救急・消防への緊急通報

機関名電話番号内容
緊急通報(警察・救急・消防)911サイパンではすべての緊急通報が「911」で共通対応です。オペレーターは英語対応。必要に応じて通訳がつながることもあります。
CNMI DPS(Department of Public Safety)+1-670-664-9000サイパン警察の代表番号。事件や事故の通報後の問い合わせにも対応。

事件・事故に巻き込まれた際は、可能であれば【事件現場の場所】【加害者の特徴】【被害内容】【時間】などをメモしておくと、警察の事情聴取がスムーズになります。

観光客が被害に遭った場合の対応

盗難・スリ被害:ホテルや外出先で貴重品を盗まれた場合は、最寄りの警察署で「ポリスレポート(Police Report)」を取得しましょう。これは保険申請や再発行手続きに必要です。

パスポートの紛失・盗難:すぐに在サイパン領事事務所に連絡を(下記参照)。パスポート再発行の手続きについて案内されます。

在サイパン領事事務所への相談

サイパンには在ハガッニャ(グアム)日本国総領事館の分室である、在サイパン領事事務所があります。そのため、緊急時には在サイパン領事事務所へ連絡をしましょう。

在サイパン領事事務所(在ハガッニャ(グアム)日本国総領事館の分室)

  • 所在地:Suite 201, MH1 Building, Puerto Rico, Saipan.
  • 電話番号:+1-670-323-7201(代表)
  • FAX番号:+1-670-323-8764
  • 開館時間:月〜金 8:00〜12:00/13:00〜16:30(※現地時間)
  • 休館日:土日、米国・日本の祝日

トラブル時の旅行保険の活用

旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。

▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書

その他の対応策

地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。

クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。

海外旅行ではスマホが重要!

海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。

そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。

緊急時の連絡手段としてスマホを活用

スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。

・現地の緊急番号
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先

さらに、無料の通話アプリ(例:LINEやWhatsApp)を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。

GPSで迷子知らず

初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ(Google MapsやApple Mapsなど)を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。

オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。

翻訳アプリで言葉の壁を克服

海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ(Google翻訳やiTranslateなど)を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。

カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。

情報収集と共有がスムーズ

現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。

特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。

配車アプリで移動もスムーズ

最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。

海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。

モバイル決済で安全な支払いを

最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。

現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、PayPalなど)を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。

・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます!