スウェーデン旅行を計画する際に気になるのが、現地通貨と両替の方法です。
物価が高くキャッシュレス化も進むスウェーデンでは、カードがあれば現金が必要な場面はそこまで多くないですが両替の仕方や現金の使いどころを知っておくと安心です。
ここでは、スウェーデン通貨「スウェーデン・クローナ（SEK）」の両替方法やおすすめの利用シーンを詳しく解説します。
スウェーデンの通貨
- 通貨単位：スウェーデン・クローナ（SEK）
- 補助単位：1クローナ＝100オーレ（現在は硬貨流通なし）
- 紙幣：20、50、100、200、500、1000クローナ
- 硬貨：1、2、5、10クローナ
＼スウェーデン旅行にeSIM ／
日本でスウェーデン通貨に両替する方法
日本では一般的にマイナー通貨のため、地方銀行や街中の両替所では取り扱いが少なく、主に 空港の外貨両替専門店 での対応となります。
成田空港・羽田空港・関西国際空港などのGPA外貨両替専門店で、日本円からスウェーデン・クローナに直接両替可能ですが、レートはそこまでよくないです。
スウェーデン到着が深夜・週末で両替所が閉まっている場合には、 最低限の現金を日本で用意しておくのがおすすめです。
到着直後の移動費、軽食、チップ、トイレ利用料など、1,000〜2,000SEK（約1.5〜3万円）程度を日本で両替して持っておくと安心です。
現地で両替できる場所とおすすめ
現地に到着後に両替をしようと考えている方も多いと思います。スウェーデン到着時の両替の方法については以下の通りです。
両替所（最もおすすめ）
スウェーデンでは両替所が最も利用しやすく、日本円から直接両替が可能です。特に有名なのは、黄色い看板が目印の 「FOREX（フォレックス）」 や 「X-change」。
空港、中央駅、バスターミナル、市内中心部などアクセスの良い場所にあり、旅行者にとって便利です。
- 手数料：1回につき約50クローナ（約650円）
- ポイント：まとめて両替した方が手数料の節約になる
銀行
スウェーデンの銀行は現金取扱いを縮小しており、両替できない店舗も多いです。さらに、両替所の倍近い手数料がかかるため、あまりおすすめできません。
ホテル
宿泊ホテルで両替できる場合もありますが、手数料は約10％と割高。緊急時以外は避けたほうが良いでしょう。
両替のタイミングと注意点
上記の通り、スウェーデンの現地での両替に関しては、街中の両替が一番レートは良いでしょう。空港の両替所は早朝から夜まで営業しており、到着後すぐ両替可能。
大都市（ストックホルムやヨーテボリ）では日曜営業の両替所もあるので、事前にGoogleMAPなどで情報をチェックしておきましょう。
スウェーデンでのATM利用について
スウェーデンでは、全国どこでもATMがあり、ほとんどが24時間利用可能です。旅行中に現金が必要になったときも安心。
- 対応カード：国際キャッシュカード、VISA、MasterCard が利用できます。
- レート：その日の為替レートで現金を引き出せるため、両替所より効率的なことも多いです。
- 手数料：カード会社や銀行によって手数料がかかる場合があるので、出発前に確認しておくのが安心です。
大都市ではキャッシュレスが主流ですが、小さなカフェやマーケットでは現金が必要になることもあるため、少額を引き出したい時に便利です。
スウェーデンは「カード社会」
スウェーデンは、世界トップレベルのキャッシュレス先進国。都市部はもちろん地方の町や観光地でも、ほとんどの場所でクレジットカードやデビットカードが使えるため、旅行者もカードがあればほぼ困ることはありません。
カード利用のポイント
VISAやMasterCardが基本的にどこでも使えます。AMEXやJCBは一部で利用できない場合があるため注意。
少額決済の注意：50クローナ（約650円）以下の支払いでは、カード会社やお店によって手数料がかかる場合があります。カフェや公共交通の切符購入などでは意識しておくと安心です。
本人確認：カード決済時に、パスポートなどの身分証提示を求められることがあります。観光客の場合は特に想定しておきましょう。
磁気カードは使えない場合が多いため、ICチップ＋暗証番号入力対応カード（チップ付きカード）を必ず用意しておきましょう。タッチ決済（コンタクトレス）対応カードがあればさらに便利。
現金が必要になるシーン
キャッシュレスが進んでいるとはいえ、現金が必須な場面もまだ残っています。旅行前に知っておくと安心です。
1.フリーマーケット・蚤の市
地元の人が出店する小規模な市では、カードリーダーがない場合があります。
2.屋外マーケットや屋台
観光地の屋台や季節のマーケットでは、現金払いが一般的。
3.公共トイレの利用料
都市部のトイレは有料（5〜10クローナ程度）が多く、特にコイン式が主流なので小銭が必須。
4.地方の小さな店や古い施設
都市から離れると、現金しか受け付けないケースも残っています。
5.チップを渡したいとき
レストランやタクシーではカード払いが基本ですが、少額のチップを直接渡したい場合はコインや紙幣が便利。
現金を両替する際は、小額紙幣や硬貨をリクエストしておくのがおすすめ。特にトイレや屋台用に、10〜20クローナ単位のコインがあると助かります。
カードメインで快適に旅行出来る
スウェーデン旅行では基本的にクレジットカードで十分ですが、少額決済やトイレ利用などには現金が必要です。日本円から直接両替できる FOREXやX-change の利用がおすすめ。
地方都市に行く場合や週末到着時は、空港で数日分を確保しておくと安心です。ATMやクレジットカードも上手に組み合わせて、効率よくお金を使いましょう。
＼ スウェーデン旅行にeSIM ／