チュニジア・トズール観光完全ガイド|砂漠・オアシス・映画ロケ地の魅力を満喫!

当ブログ内の記事にはプロモーションを含む場合がございます。

チュニジア南部に位置するトズール(Tozeur)は、サハラ砂漠の玄関口として知られ、圧倒的な自然美と伝統文化、そして映画『スター・ウォーズ』の舞台としても有名な観光地です。

オアシスに囲まれたこのエキゾチックな街は、まるで別世界に迷い込んだかのような体験を提供してくれます。

\ チュニジア旅行にeSIM /

チュニスからは飛行機で行こう(最も早くて快適)

時期にもよりますが、週に数便の運航しており、観光シーズン(春・秋)は比較的便数が多い飛行機が最も便利な移動方法です。

  • 所要時間:約1時間10分
  • 運航会社:Tunisair Express(チュニスエア・エクスプレス)
  • 出発空港:チュニス・カルタゴ国際空港(TUN)
  • 到着空港:トズール=ネフタ空港(TOE)

トズールの空港到着後は空港から市街地までタクシーで約10〜15分(約5〜10ディナール)

トズールってどんな場所?

トズールはチュニジア南部、アルジェリアとの国境近くにあり、砂漠のオアシス都市、スター・ウォーズのロケ地、塩湖や旧市街が人気の都市です。

トズールは、乾いた大地と緑豊かなオアシスが共存する不思議な都市。近代的な都市とは異なる、素朴で静かな時間が流れています。ここでは、アラブ・ベルベルの伝統文化や自然の壮大さを肌で感じられるでしょう。

スター・ウォーズのロケ地巡りタトゥイーンの世界へようこそ

映画ファン、特に『スター・ウォーズ』好きにはたまらないのが、トズール郊外に点在する伝説的なロケ地巡りツアーです。

砂漠に佇む遺構は、映画の世界そのまま。映画史に残る名シーンが撮影された場所を実際に訪れられる、まさに“聖地巡礼”体験ができます。

オング・エル・ジュメル(Ong Jemel)|「ラクダの首」の奇岩とルークの故郷

アラビア語で「ラクダの首」を意味するオング・エル・ジュメルは、巨大な奇岩がぽつんと砂漠にそびえる幻想的な場所。

映画『スター・ウォーズ エピソードI/ファントム・メナス』の撮影地であり、ルーク・スカイウォーカーが育った「タトゥイーン」の景観がそのまま残されています。

ロケーションの魅力

  • 岩山をバックに広がる無限の砂丘
  • 見渡す限りの黄金の大地と青い空
  • 風が作る砂の模様が映画的演出そのもの

写真撮影スポットとしても大人気で、サンセット時はまさに“銀河の彼方”にいる気分になれるでしょう!

モス・エスパ(Mos Espa)|まるでセットそのまま、銀河の交易都市へ

映画『エピソードI』では、アナキン・スカイウォーカーが暮らしていた砂漠の町「モス・エスパ」の外観セットがトズール近郊に建てられました。

撮影後も残されており、現在では映画ファン向けの観光スポットとして整備されています。

  • 🏛️ 見どころ:
    • 風化した建物の中に入って見学可能
    • デューン・シー(Dune Sea)やポッドレースが行われた場所の再現エリア
    • 当時使われた小道具やパネル展示も一部現存
  • ✅ 子どもも楽しめる “リアル銀河体験”
  • ✅ ローカルガイドによる裏話付きツアーもおすすめ

アクセス方法

・アクセス方法
トズール中心部から4WDで約40〜50分
通常は現地発着の砂漠アドベンチャーツアーに含まれています

砂丘越えドライブやオング・エル・ジュメル&モス・エスパのロケ地周遊ツアーなどがかなり多いので、是非ツアーでアクセスしてみてください。

なぜここが“スター・ウォーズ聖地”なのか?

チュニジアはジョージ・ルーカス監督が「銀河系で最も過酷な惑星」を表現するために選んだ場所で、トズール周辺の自然地形や強烈な日差しが、映画にリアリティと異世界感を与えたとされています。

「タトゥイーン」という地名自体、実在するチュニジア南部の町「タタウィン(Tataouine)」に由来しています。

ショット・エル・ジェリド(Chott el Jerid)蜃気楼が見える幻想的な絶景塩湖

チュニジア・トズールを訪れるなら絶対に見逃せない名所が、北アフリカ最大級の塩湖「ショット・エル・ジェリド(Chott el Jerid)」です。

その広さはなんと約5,000平方キロメートル以上。乾季になると湖の水が干上がり、一面が純白の塩の結晶に覆われ、まるで雪原のような幻想世界が広がります。

蜃気楼が出現する“地球の異世界”

晴れた日の昼間には、湖面から立ち上がる蜃気楼(ミラージュ)が見られることも。

遠くの空と白い地表が溶け合い、まるで湖がまだ存在しているように見える不思議な光景は、まさに自然が作る魔法のような現象。その幻想的な風景に、訪れる旅行者は思わず息を呑むことでしょう。

写真愛好家必見!「鏡張り」になることも

特に雨上がりや湿度が高い日には、地表に薄く水が張り、鏡のような反射が現れる“ミラー現象”も見られることがあります。空の色が地面に映り込み、“空の上を歩いているかのような体験”ができることも。

おすすめの時間帯
 

日の出(サンライズ)直後は淡いピンクと黄金色が空と地面を染め、静寂に包まれた神秘的な光景が広がります。
夕暮れ時(サンセット)は太陽が沈むにつれて、空が赤・紫・オレンジと刻々と変化し、塩の大地がその色を映していきます。

アクセスと立ち寄りポイント

  • トズール市街地から車で約15分〜20分。ツアーやタクシーのチャーター利用がおすすめ。
  • 通常はトズール発の半日観光ツアーに含まれ、スター・ウォーズロケ地と合わせて訪れることも可能。

湖の中央には道路が整備されており、途中には絶景を楽しめる写真撮影スポット展望ポイントも複数存在。

トズールの旧市街(メディナ)アラブ・ベルベル文化を感じる迷路のような街並み

チュニジア南部の伝統と文化を肌で感じられる場所として、トズールの旧市街=メディナ(Medina)は見逃せない観光スポットです。

オアシス都市ならではの建築様式と、アラブ・ベルベル文化が融合したこのエリアには、まるで時が止まったかのような世界が広がっています。

幾何学模様が美しいレンガの街並み

トズールのメディナの最大の特徴は、手作りの土レンガで構成された独特な建物。壁には幾何学模様の装飾が施されており、それぞれが太陽の光を反射・調整し、建物内を涼しく保つという伝統的な工夫の結晶です。

  • 建物の外壁は、光と影が織りなす独自の美しさを演出
  • 日中でもひんやりと涼しく、歩いていて快適
  • インスタ映えスポットとしても人気上昇中

迷路のような細道に広がる“生きた歴史”

細い路地が入り組むメディナ内では、今もなおロバの荷車が行き交い、昔ながらの生活がそのまま残されています。観光地でありながら、ここには「暮らし」があります。

  • 地元の子どもたちが遊ぶ様子
  • 家の前でお茶を楽しむお年寄り
  • 迷路のような小道の先に突如現れるモスクや中庭

スーク(市場)でお土産お探そう!

メディナ内に広がるスーク(Souk)=市場では、トズールならではのお土産が手に入ります。どの商品にも手仕事の温もりとオアシス文化が息づいています。

  • ナツメヤシ(デーツ):トズール特産の高品質デーツは甘く濃厚。お土産に最適。
  • オアシスの手工芸品:バスケット、織物、陶器、木彫りのアクセサリーなど
  • 天然オリーブ石鹸やアルガンオイル製品も人気上昇中

値段交渉(ハッガ)も旅の醍醐味。楽しくやり取りしてお得にGET!トズールの旧市街は、ただの「観光地」ではなく、今も生きる伝統文化のミュージアムです。

トズール観光に役立つ基本情報

項目詳細
アクセスチュニスから国内線で約1時間、バス・鉄道でも可
気候乾燥気候。夏は酷暑、冬は朝晩冷えるため服装に注意
特産品高品質デーツ、手織り布、パームバスケットなど
宿泊オアシス内の伝統的ホテルや砂漠のリゾートが人気

トズール観光のベストシーズンは?

おすすめの旅行時期は秋(10月〜11月)または春(3月〜4月)です。

日中の暑さが和らぎ、観光に最適な気候となります。特にショット・エル・ジェリドでの朝日・夕日観賞は、この時期がベスト!

チュニジア・トズールで非日常の体験を

トズールは、自然の神秘、伝統文化、映画のロケ地という魅力を一度に味わえる唯一無二の都市です。チュニジア旅行を計画中なら、トズールは絶対に外せないスポット。

塩湖の蜃気楼から砂漠の星空まで、ここでしか体験できない感動があなたを待っています。

\ チュニジア旅行にeSIM /