パナマ旅行の治安情報|危険エリア・犯罪対策・安全な過ごし方を徹底解説!

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中米の中心に位置するパナマ共和国は、世界的に有名な「パナマ運河」や世界遺産の旧市街カスコ・ビエホなど、多彩な魅力を持つ人気観光地です。

しかし、楽しい旅を安全に過ごすためには、現地の治安状況を正しく理解することが不可欠です。

本記事では、パナマの最新治安情報をもとに、危険エリア・犯罪の手口・防犯対策・夜間の過ごし方までを徹底的に解説します。

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入域禁止レベルの危険地帯ダリエン県とコロンビア国境地帯

パナマ東部のダリエン県(Darién)およびコロンビア国境地帯は、政府や各国大使館から「渡航中止・退避勧告」レベルの危険地域に指定されています。

この一帯では以下のようなリスクが存在します。

  • コロンビア系麻薬カルテルやゲリラ組織が活動
  • 外国人の誘拐・殺人・麻薬密輸巻き込みの事例
  • 警察・軍の取り締まりが行き届かない密林地帯

観光目的での立ち入りは厳禁。
陸路でコロンビアへ抜けるルート(ダリエンギャップ)は極めて危険です。空路または海路での移動を選びましょう。

パナマの治安は中米の中では比較的良好

中米諸国の中で、パナマは比較的治安が安定している国とされています。
特に首都パナマシティの新市街はビジネス街・観光エリアとして整備され、昼夜を問わず多くの観光客が訪れます。

ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 経済格差が大きく、スリ・置き引きなどの軽犯罪は頻発
  • 貧困地域では麻薬やギャング関連の犯罪が多発
  • 夜間は一部エリアで強盗事件や銃犯罪の報告あり

つまり、「安全な場所と危険な場所の差が大きい」のがパナマの特徴です。
旅行中は常に最新の治安情報を確認し、慎重に行動しましょう。

パナマシティの夜間治安と注意すべきエリア

観光客の多くが滞在するパナマシティ。
日中は比較的安全ですが、夜間はエリアによって大きく雰囲気が異なります。

比較的安全なエリア

  • マルベラ(Marbella)
  • オバリオ(Obarrio)
  • ポンタ・パイティージャ(Punta Paitilla)
  • サンフランシスコ(San Francisco)
  • カスコ・ビエホ(Casco Viejo)※日中・観光時間帯に限る

これらの地域はホテル・カフェ・レストランが集中し、警察の巡回も多いエリアです。夜間も明るく人通りが多いため、一定の注意を払えば安全に過ごせます。

⚠️ 立ち入り注意・危険エリア

以下の地区は、観光客が絶対に近づいてはいけない地域として知られています。

地区名危険理由
エル・チョリージョ(El Chorrillo)麻薬関連犯罪・ギャング活動が盛ん
サンタ・アナ(Santa Ana)失業率が高くスリ・強盗多発
カリドニア(Calidonia)格安宿が多く、観光客狙いの犯罪が多い
クルンドゥ(Curundú)市内でも最も治安が悪いとされる地域

特に夜間は絶対に立ち入らないこと。観光目的でもタクシーで通過するだけにとどめましょう。

パナマで観光客が巻き込まれやすい犯罪と対策

パナマで観光客が巻き込まれやすい犯罪と対策をご紹介!

スリ・置き引き・ひったくり

  • 発生場所:マーケット、バスターミナル、ショッピングモール、旧市街
  • 特徴:集団で囲んで注意をそらす手口が多い

対策

  • 貴重品は分散して持つ(ボディバッグ+ホテルの金庫)
  • 背中側のポケットには絶対に財布を入れない
  • レストランではバッグを椅子に掛けず、膝の上に置く

偽警官詐欺(警察を装った犯罪)

パナマでは「警察官を装って財布を確認させる」詐欺が報告されています。

対策

  • 警察手帳だけでなく制服・ID・車両を確認
  • 不審な場合は「警察署へ同行しましょう」と伝える
  • 現金・パスポートを絶対に渡さない

タクシー強盗・白タク犯罪

流しのタクシー(特に黄色以外の車体)は非常に危険。
乗車後に金品を奪われたり、人気のない場所へ連れて行かれるケースがあります。

安全な移動手段

  • Uberなどの配車アプリを利用
  • ホテルやレストランで正規タクシーを手配してもらう
  • 夜間の徒歩移動は避け、グループ行動を心がける

クレジットカード詐欺

クレジットカードを使う機会も多いと思いますが、一部店舗ではカード情報のスキミング被害も発生しているので注意。

対策

  • 支払い時はカードから目を離さない
  • ATMは銀行内など明るく監視カメラがある場所を利用
  • 海外対応のデビットカードやプリペイドカードを併用すると安全

女性一人旅・夜の外出時の注意

パナマは女性の単独旅行者も増えていますが、以下の点に注意しましょう。

  • 夜間の一人歩きは避ける
  • バーやナイトクラブでは飲み物の管理に注意(睡眠薬混入犯罪あり)
  • 過度な露出の服装は避け、現地の雰囲気に合わせた服装を

パナマ旅行で被害に遭ったら

パナマ旅行中、どんなに注意を払っていても、犯罪の被害に遭ってしまう可能性はゼロではありません。

万が一の事態に冷静に対応するために、事前に必要な情報を把握しておきましょう。以下では、被害に遭った際に役立つ連絡先や対応手順を詳しくご紹介します。

万が一の際に役立つ主要な連絡先

旅行中は、メモやスマートフォンにこれらの情報を保存しておくことをおすすめします。以下は、パナマの緊急連絡先です。

区分電話番号
警察104
救急103
消防103
一般緊急番号911
観光警察+507-511-9260
在パナマ日本国大使館+507-263-6155

日本大使館への相談(パナマ)

パナマには正式な日本大使館が設置されており、犯罪被害やパスポートの盗難・紛失といったトラブルに対して、さまざまな支援を行っています。

在パナマ日本国大使館が提供する主な支援

帰国のための渡航書の発給

パスポートが盗難または紛失した場合、「帰国のための渡航書」を発行してもらえます。
※申請には警察による盗難証明書(Police Report)が必要です。必ず最寄りの警察署へ届け出をしましょう。

・現地情報や助言の提供

トラブル後の対処方法や、警察・医療機関などに関する情報提供を受けられます。必要に応じて、通訳の手配や、家族への連絡サポートも行っています。

在パナマ日本国大使館連絡先

  • 住所:y, Calle 50 & Calle 60 Este, Panamá, パナマ
  • 電話番号(代表):+5072636155

パスポートの盗難に関しては、再発行の際に証明写真や帰国のための渡航書の発給手数料が必要です。現地でトラブルがあった場合には気を付けましょう。

トラブル時の旅行保険の活用

旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。

▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書

その他の対応策

地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。

クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯し

賢く安全に、パナマの魅力を楽しもう!

パナマは中米の中でも治安が比較的良好な観光国ですが、油断は禁物です。

エリアごとの治安差を理解し、基本的な防犯意識を持って行動すれば、快適に旅行を楽しむことができます。

安全に過ごすためのポイントまとめ

  • 危険地域(ダリエン県・エルチョリージョなど)には絶対に立ち入らない
  • 夜間は人通りの多い通り・施設のみを利用
  • 流しのタクシーは避け、配車アプリを活用
  • 現金は必要最低限だけ持ち歩く
  • 貴重品はホテルの金庫に保管
  • 万一のトラブルに備えて海外旅行保険に加入しておく

世界遺産の旧市街散策や、太平洋とカリブ海を結ぶ壮大な運河クルーズなど、パナマには見どころが満載。

しっかりとした安全対策を取りながら、安心してパナマの多彩な魅力を堪能しましょう!

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