【オーストラリア旅行】両替するなら日本の空港?現地の両替商?利便性も含めておススメを紹介!

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オーストラリア旅行を計画する際、忘れてはいけないのが「通貨の準備」です。

両替の方法によっては手数料やレートで大きな差が出ることも。現地でのスムーズな支払いのためにも、渡航前に最適な両替方法を押さえておきましょう。

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オーストラリア通貨の基本情報

まずは、オーストラリアの通貨の基本情報をご紹介します。

通貨の単位と種類

  • 通貨単位:オーストラリア・ドル(AUD)
  • 補助単位:1AUD = 100セント

紙幣・硬貨の種類

  • 紙幣:5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドル
  • 硬貨:5セント、10セント、20セント、50セント、1ドル、2ドル

※ 小額紙幣や硬貨はローカルマーケットや公共交通機関で便利。

両替のタイミングと場所:日本 vs 現地

日本円をオーストラリアドルに両替するタイミングは基本的に日本で両替するか、現地到着後に両替するかのどちらかになるでしょう。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

日本での両替

出発前に日本国内で両替を済ませておくことで、現地に到着してから慌てることなく、スムーズに行動できます。特に初めての海外旅行や英語に不安がある方にとっては、言語の壁や不慣れな両替手続きに悩まされる心配がなく、精神的にも安心です。

空港や銀行で即対応可能
主要な国際空港や都市銀行では、オーストラリアドル(AUD)への両替に対応しているため、時間がない方でも出発直前や当日に両替が可能です。日本語での対応も安心材料の一つです。

日本で両替するデメリット

手数料が高めの場合あり
一般的に、日本国内での両替は、現地と比較すると手数料や為替レートが不利になる傾向があります。特に銀行窓口では手数料が明示されていないこともあり、実際の両替金額に差が出ることがあります。

空港レートは不利なことも
空港の両替所は利便性が高い反面、為替レートが不利な設定になっているケースが多く、少額ならともかく高額を両替するにはあまりおすすめできません。旅行者向けのプレミアム料金が適用されていることもあります。

\ 日本国内の両替の選択肢 /

現地での両替

オーストラリアに到着してから現地通貨(オーストラリア・ドル)を入手する方法はいくつかあります。

どの方法にもメリット・デメリットがあるため、滞在日数や行動スタイルに合わせて選ぶのがポイントです。

空港での両替

オーストラリアの主要国際空港(シドニー、メルボルン、ブリスベンなど)には、複数の両替所が設置されています。深夜や早朝便で到着しても営業しているケースが多く、「すぐに現地通貨が必要」という方にとっては非常に便利です。

ただし、空港内の両替所は利便性が高い分、為替レートがやや不利に設定されていることがほとんどです。手数料が明示されていない場合でも、レートに手数料が含まれていることが多いため注意が必要です。

おすすめの使い方
空港では必要最低限(タクシー代やSIMカード購入費など)の金額だけ両替し、市内に移動してから本格的に両替するのが経済的です。

市内の銀行・公式両替所

シドニーやメルボルンなどの都市部には、銀行や正規の両替所(Money Exchange, Forex Bureau など)が点在しています。空港よりも為替レートが良く、手数料が明瞭なところも多いため、ある程度まとまった額を両替したい場合に適しています。

ただし、営業時間には注意が必要です。平日は夕方で閉まることが多く、週末や祝日は休業している場合もあるため、事前に営業日時を確認しておくと安心です。

おすすめの使い方
滞在初日か翌日に、観光の合間を利用してアクセスの良い両替所でまとめて両替しておくと、滞在中の現金管理がしやすくなります。

ATMでの現金引き出し(キャッシング)

最も便利で現代的な方法が、ATMでの現金引き出し(キャッシング)です。市内や空港、ショッピングセンター、駅構内などに設置されているATMで、国際ブランド(VISA / Mastercard / JCB / Cirrus / PLUSなど)に対応した日本のキャッシュカードやクレジットカードを使って、直接オーストラリア・ドルを引き出せます。

ATMでのレートは、銀行間レートに近く非常に良好です。ただし、1回の引き出しごとに手数料が発生する場合があります。具体的には、以下のような手数料が考えられます:

  • 現地ATMの使用手数料(約2〜5 AUD程度)
  • カード発行会社の海外キャッシング手数料(約1〜3%)
  • 利用金額に応じた利息(クレジットカードの場合)

キャッシュカードでの引き出しは即時引き落としですが、クレジットカードの場合は「キャッシング扱い」となり、帰国後に繰り上げ返済すれば利息を抑えることも可能です。

おすすめの使い方
少額ずつ複数回引き出すより、1回あたりの引き出し金額を多めに設定して手数料を抑えるのがポイントです。

オーストラリア旅行での支払い方法:カード vs 現金

オーストラリア旅行の支払いについて、カードと現金のバランスが重要です。

カードが使える場所と使いにくい場所をチェックしておき、どのくらい現金を用意するか検討してみましょう。

クレジットカードが使える場所

ホテル・レストラン・スーパー・コンビニ

オーストラリアでは、都市部を中心にクレジットカードの利用が非常に一般的です。特にホテルでは、チェックイン時にデポジットの支払いが必要なケースも多く、クレジットカードの提示が必須になることがあります。

また、中〜高級レストラン、カフェチェーン、大型ショッピングモール内の店舗ではほぼ100%カードに対応しており、現金を使う機会は非常に少ないでしょう。

大手スーパーマーケットではほぼ、すべての店舗でクレジットカード(Visa、Mastercard)やデビットカードでの支払いが可能です。コンビニエンスストア(7-Elevenなど)でも同様に利用できます。

公共交通機関(特にシドニー・メルボルン)

シドニーやメルボルンなどの主要都市では、公共交通機関(バス、電車、フェリーなど)でVisaやMastercardの「タッチ決済機能付きカード」やApple Pay、Google Payなどのスマートフォン決済が、そのまま交通カードとして利用できます。

これにより、現地の交通カード(OpalカードやMykiカードなど)を購入せずに移動できるため、非常に便利です。

タクシー・Uber・配車サービス

タクシーは大都市ではほとんどの車両でカード決済が可能ですが、利用時に5~10%程度のカード手数料が加算されることがあります。乗車前に運転手に確認しておくと安心です。

一方、UberやDiDiなどの配車アプリではクレジットカードやPayPalをアプリ内で事前登録しておくことで、完全キャッシュレスで利用できます。現地での移動手段として非常に人気があります。

クレジットカードが使いにくい/使えない場所

地方のローカルマーケット・ファーマーズマーケット

オーストラリア各地で開催されているローカルマーケットや週末のファーマーズマーケットでは、一部の店舗でモバイル決済やカード決済に対応しているところもありますが、依然として現金払いのみのブースも少なくありません。

地元の野菜、手作りの雑貨、屋台の軽食などを購入する際は、念のため現金(少額)を持ち歩くことをおすすめします。

小規模経営のカフェ・雑貨屋など

観光地から少し離れた地域や郊外のローカルショップ、小さなカフェなどでは、クレジットカードを取り扱っていないことがあります。

特に最低利用金額を設けている店舗(例:10ドル以上の買い物でカード可)も存在するため、少額の買い物には現金を用意しておいた方がスムーズです。

一部の屋台・移動販売車

移動販売車やイベント出店の屋台などでは、モバイル決済端末を導入しているところも増えていますが、通信環境の都合や運営コストの関係で「現金のみ対応」の場合もあります。

特にローカルイベントやフェスティバルに参加する際には、あらかじめ現金を用意しておくと安心です。

チップ文化(日本との違いに注意)

オーストラリアでは、日本と同様にチップの習慣は基本的にありません。そのため、レストランやホテルで特別なサービスを受けた場合を除き、わざわざチップを渡す必要はありません。

ただし、高級レストランや一流ホテルなどでは、チップを渡すことがマナーとされる場合もあります。その際は、会計時に伝票へ任意の金額を記入するか、クレジットカードで支払う際に端末で「Tip(チップ)」を追加する選択肢が表示されることがあります。

無理に支払う必要はありませんが、満足したサービスに対して感謝の気持ちを込めてチップを渡すのは歓迎されます。

利用できるカードブランド

ブランド利用可能度備考
Visa / Mastercardほぼ全地域で使用可
American Express一部店舗で不可・手数料が高い場合あり
JCB / UnionPay大都市圏で対応、地方では非対応が多い
  • 大手銀行ATM(Commonwealth Bank、ANZ、NABなど)で日本のカードが使える
  • 注意点:現地銀行とカード会社双方の手数料が発生する可能性あり

両替のベスト戦略

1.到着時に必要な分だけ日本で両替 or 外貨宅配で用意
2.現地ではATMや市内銀行を活用して現金を確保
3.カードメインで、現金は補助的に使う
4.カードはVisa / Mastercardを1枚は持っていくことが安心

旅行前に準備しておきたいチェックリスト

  • オーストラリア・ドルの為替レートを確認
  • 外貨宅配サービスを利用して事前に現金を準備
  • 国際ブランド付きカードの有効期限・限度額を確認
  • クレジットカードの海外利用設定をオンにする
  • 緊急時に備えた予備カード or 現金も少額準備

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