タイ・バンコクは、交通渋滞が非常に激しいことで有名です。観光やショッピング、ビジネスなどで効率よく移動するためには、BTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)の利用が欠かせません。
この記事では、バンコク滞在中に役立つBTS・MRTの基本情報から、乗り方、チケットの種類、注意点までをわかりやすく解説します。
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バンコク旅行に便利なBTSとMRTとは?

- BTS(Bangkok Skytrain):市内を縦横に走る高架鉄道。渋滞に巻き込まれることなく、スピーディに移動可能。
→ スクンビット線とシーロム線の2路線があります。 - MRT(Mass Rapid Transit):地下を走る鉄道で、中心部から郊外へもアクセス可能。
→ ブルーラインとパープルラインがあります。
両路線は一部の駅で接続しており、乗り換えもスムーズ。目的地に応じて使い分けることで、より効率的にバンコクを移動できます。
BTS(バンコク・高架鉄道)について

BTSは色々な路線がありますが、観光に来た方が使う路線は主に以下の2つでしょう。
・スクンビットライン
観光地やショッピングモールが多く集まるエリアをカバー(アソーク、プロンポン、サイアムなど)。
・シーロムライン
ビジネスエリアやチャオプラヤー川周辺へのアクセスに便利(サラデーン、サパーンタクシンなど)。
運行時間・間隔
朝5:00~深夜0:00まで運行。
時刻表は無くピーク時間は約3分間隔、通常は5〜8分間隔で運行。
BTSのチケット種類

1. シングルジャーニーチケット(片道券)
券売機で目的地を選んで購入。使い切りタイプで観光客に便利。改札ではタッチして入場、降車時に回収されます。
2. ワンデーパス(1日乗り放題券)
140バーツで、1日中何度でもBTSに乗れるお得なチケット。観光地を1日でたくさん回るならこれが便利。
3. ラビットカード(チャージ式ICカード)
頻繁にBTSを使うならこのカード。チャージして使うタイプで、毎回チケットを買う手間が省けます。提携店での支払いにも利用可能。
※発行時には50バーツのデポジット+パスポートの提示が必要です。
BTSの運賃目安
- 初乗り:17バーツ
- 以降:1駅ごとに3~7バーツ加算
- 最大運賃:40~50バーツ程度
BTS利用の注意点
・券売機の混雑:通勤時間帯(朝7~9時、夕方5~7時)は大変混み合うため、ICカードを事前に用意すると便利。
・改札の通過はスピーディに:タッチするとすぐにゲートが閉まるので、後ろに続く人のためにも素早く通過を。
・ラビットカード購入時はパスポート必携:旅行者でも購入可能ですが、パスポートを忘れると発行できません。
チケットの購入方法などは以下の方が紹介しておりました。
➡ バンコクのBTSをご紹介!路線図・乗り方・時刻表などなど。乗り方もご紹介!
MRT(バンコク・地下鉄)

MRTはバンコク中心部の移動にとても便利な地下鉄です。BTSと接続している駅も多く、使いこなせば移動効率が格段にアップします。
MRTもBTSと同様に色々な路線がありますが、観光に来た方が使う路線は主に以下の2つでしょう。
- ブルーライン:バンコクの主要エリア(アソーク、チャトゥチャック、フアランポーンなど)をカバー。
- パープルライン:主に郊外エリアへのアクセスに便利。
運行時間・間隔
朝6:00〜深夜0:00まで運行。
時刻表は無く通常5〜8分間隔で列車が運行されています。
MRTのチケット種類

1. シングルジャーニーチケット(片道券)
プラスチックのコイン型チケット。券売機で購入し、改札でタッチ&投入口へ。
2. ワンデーパス(1日乗り放題券)
120バーツでその日中何度でも乗り放題。観光や移動が多い日には非常に便利。
3. MRTカード(チャージ式ICカード)
長期滞在や頻繁に利用する人におすすめのプリペイド型ICカード。改札もスムーズに通過でき、チャージすれば繰り返し使えます。
MRT|料金体系
MRTの運賃も、距離に応じて変動する仕組みになっています。初乗りは16バーツからで、乗車距離に応じて40バーツ前後まで加算されていきます。
- 初乗り料金:16バーツ
- 最大料金:約40バーツ程度(区間による)
MRTもBTS同様に、リーズナブルな料金設定となっており、特に渋滞の多い時間帯に移動する場合には、大きな時間節約につながります。
➡ バンコクの地下鉄MRTをご紹介!ローカルな地域もこれでOK!
渋滞を避けて、スマートにバンコクを移動しよう!

バンコクは、観光やビジネスに魅力的な都市である一方で、交通渋滞が深刻な問題となっています。しかし、BTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)を賢く活用することで、時間を無駄にせず、快適な移動が可能になります。
旅行者にはOne Day Passや片道チケット、長期滞在者にはRabbit CardやMRT Cardの利用が特におすすめです。
主要なショッピングモールや観光スポット、ホテルが沿線に多数点在しているため、これらの鉄道を使いこなすことで、バンコクでの滞在がより充実したものになります。
タクシーやトゥクトゥクの情報は以下の記事にて紹介しております。
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