タイ旅行が決まったら、気になるのがバンコク市内での移動手段ではないでしょうか。実はバンコクも日本と同じように、さまざまな交通手段が揃っています。
今回は、特に観光客の方がよく利用するバンコク市内の主な移動手段についてご紹介します。旅行前にぜひチェックして、快適なバンコク滞在の参考にしてください!
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バンコクでの色々な移動手段

バンコクにはかなり色々な移動手段がありますが、「タクシー」「トゥクトゥク」「バイクタクシー」「高架鉄道(BTS)」「地下鉄(MRT)」が観光客が良く使う移動手段でしょう。
今回はその中から、「タクシー」「トゥクトゥク」「バイクタクシー」の3つのそれぞれの特徴や注意点もあわせて、以下で詳しく解説していきます。
バンコクの移動に便利な「タクシー」の料金や注意点

バンコクの街中では、色とりどりのタクシーが日常的に走っており、観光客にとっても非常に便利な移動手段です。空港やホテル、観光地周辺など、どこでも見つけやすく、リーズナブルな料金で利用できます。
バンコクのタクシー料金目安
バンコクのタクシーは他国と比べて格安です。以下が基本的な料金体系:
距離 | 単価 |
---|---|
初乗り(1kmまで) | 35バーツ |
1〜10km | 5.5バーツ/km |
10〜20km | 6.5バーツ/km |
20〜40km | 7.5バーツ/km |
40〜60km | 8.0バーツ/km |
60〜80km | 9.0バーツ/km |
80km以上 | 10.5バーツ/km |
※渋滞時には停車料金(2バーツ/分)が加算されますが、それでも総額は日本と比べて安めです。
タクシー利用時の基本マナー&チェックポイント
・ドアは自分で開閉(自動ではありません)
・乗車後すぐにメーターが作動しているか確認
・渋滞が多いため、時間に余裕を持って行動
・夜間の女性一人乗車はGrab推奨
タクシーを利用する際の注意点

1. 英語が通じないことが多い
タイのタクシー運転手は英語が苦手な方が多く、目的地をスムーズに伝えるには、タイ語表記の住所や地図をスマホで準備しておくのが◎です。
2. メーターを使わない運転手に注意
観光客だと分かると、メーターを使わずに料金交渉を持ちかけてくる運転手もいます。料金交渉は割高になる傾向があるため、メーターを使ってくださいと伝えましょう。
3.雨の日・ラッシュ時はタクシーが捕まりにくい
バンコクでは、雨の日や夕方のラッシュアワー(17時〜19時頃)にはタクシーが非常に捕まりにくくなることがあります。スコールが降り始めると一気に需要が高まり、道も混雑するため、計画的な行動が必要です。
Grab(グラブ)の活用でストレス軽減!

バンコクで最も便利な移動アプリが「Grab(グラブ)」です。
東南アジアで主流のライドシェアサービスで、次のようなメリットがあります。
- 料金が事前に表示される(ぼったくりの心配なし)
- 言語の壁を回避(アプリ内で目的地指定)
- キャッシュレス対応(クレジットカード登録可能)
- 安全性が高い(ドライバー情報を確認できる)
\ タイ旅行はGrabが便利 /
Grabは、初めてのタイ旅行者や一人旅、女性の夜間移動にもおすすめです。
トゥクトゥクの乗り方と料金、注意点まとめ

バンコクの街を走る三輪タクシー「トゥクトゥク」は、タイならではの人気の乗り物。特徴的なエンジン音とオープンエアの車体で、風を感じながら移動できるのが魅力です。観光地をめぐる際に「せっかくならトゥクトゥクに乗ってみたい!」という方も多いはず。
ここでは、トゥクトゥクの利用方法や料金、乗車時の注意点について詳しく解説します。
トゥクトゥクの特徴
- 三輪タイプの自動車で、街中を軽快に走行
- 車体がオープンエアで、風を感じながら移動可能
- タクシーやバスでは行きにくい狭い路地にも入れる
- 乗車は基本的に「料金交渉制」
トゥクトゥクの利用方法
トゥクトゥクは道端で拾うのが一般的です。乗車する前に、運転手に行き先を伝えたうえで「料金交渉」を行い、双方が納得すれば出発します。メーターは付いておらず、価格はすべて交渉次第です。
観光地ではあらかじめ高めの“外国人価格”を提示されることもありますが、無理に乗る必要はありません。複数の運転手と価格を交渉するのもひとつの手です。
トゥクトゥクの料金目安
- 短距離(1~2km程度)で:約50〜100バーツ程度
- 中距離(3~5km程度)で:約100〜150バーツ前後
- 観光地周辺ではかなり割高になることもあり
基本的に距離や場所によって料金は大きく変動します。特に観光エリアでは高めに設定されていることが多いため、乗車前にしっかり価格交渉をすることが大切です。
トゥクトゥクを利用する際の注意点

1. 料金交渉は必須
メーターがないため、運転手の言い値が基本になります。必ず乗る前に料金を確認し、交渉しましょう。数字と簡単な英語(例:”How much to XXX?”)だけでも十分通じます。
2. 外国人価格に注意
観光客には地元の人よりも高めの料金が提示されることが多くあります。多少の上乗せは観光体験の一部と割り切るのも良いですが、明らかに不当に高額な場合は他のトゥクトゥクを探しましょう。
3. 排気ガス対策
オープンエアの車体ゆえに、走行中に排気ガスを直接吸い込むこともあります。特に交通量の多い市街地では気になることもあるため、マスクの携帯がおすすめです。
トゥクトゥクの楽しみ方
トゥクトゥクは単なる移動手段ではなく、バンコク観光そのものを楽しめるアクティビティの一つ。風を感じながら街を走り抜ける爽快感、細い路地をすり抜けるスリル感など、バスやタクシーでは味わえない魅力があります。
とくに「ワット・ポー」や「カオサン通り」などの有名スポットをめぐるときに、気軽に短距離で利用するのがおすすめです。
トゥクトゥクは、バンコク観光をよりユニークにしてくれる乗り物。料金交渉や排気ガス対策など、多少の注意点はありますが、それを踏まえておけば楽しい思い出になること間違いなしです。バンコクに来たなら、一度はトゥクトゥクで街を駆け抜けてみてください!
バイクタクシーの乗り方と料金、注意点まとめ

バンコクの街は慢性的な渋滞で知られており、時間に余裕がないと移動が大変なことも。そんなときに役立つのが「バイクタクシー」です。
バイクでスムーズに車の間をすり抜けて走るため、渋滞時でもスピーディーに目的地へ移動可能。特に短距離の移動や路地へのアクセスに便利な移動手段として、多くの地元民や旅行者に利用されています。
ここでは、バイクタクシーの特徴や利用方法、料金の目安、安全面の注意点について詳しく解説します。
バイクタクシーの特徴
- オレンジ色のベストを着た運転手が目印
- 渋滞中でも素早く移動できるのが最大の魅力
- バンコク中の大通り・駅・商業施設付近などで乗車可能
- 基本的に料金は交渉制(メーターなし)
バイクタクシーの利用方法
バイクタクシーに乗るには、オレンジ色のベストを着た運転手に直接声をかけるのが基本。行き先を伝え、料金交渉をしたうえで納得できたら乗車します。
バイクタクシーは駅前や交差点、商業施設前などで待機していることが多く、短距離の移動に非常に便利です。
バイクタクシーの料金目安
- ソイ(小道)の入口から奥まで:10〜20バーツ程度
- 中距離(駅〜モールなど):20〜50バーツ程度
- 渋滞時や距離が長くなると+αの料金が発生することも
いずれも乗車前の交渉が前提となります。メーターはなく、相場や時間帯、混雑状況によって料金は変動します。
バイクタクシーを利用する際の注意点

1. 安全第一!必ずヘルメットを着用
タイではヘルメットの着用が法律で義務づけられています。バイクタクシーの運転手は、通常、乗客用ヘルメットを用意していますが、古くて傷んでいる場合もあるため注意が必要。
2. 乗車前に料金確認を忘れずに
バイクタクシーはメーターがなく、料金は口頭で交渉するスタイルです。乗る前に必ず金額を確認し、トラブルを避けましょう。
3. 荷物の量に注意
バイクという性質上、大きなスーツケースや重い荷物は運べません。リュックや小型の荷物程度での利用が前提です。
バイクタクシーのおすすめ活用シーン
- BTSやMRT駅からホテルや市場などへの短距離移動
- 渋滞時の急ぎの移動や通勤時の足として
- 細い路地や車が入れない場所へのアクセス
バイクタクシーは、バンコクならではのスピーディーな移動手段。料金交渉や安全対策といった注意点はあるものの、短距離移動に関しては最も効率的な交通手段のひとつです。
バンコク旅行にBTSとMRTも便利!

バンコク市内での移動手段には、今回ご紹介した3つの方法のほかにも、電車(BTS・MRT)といった便利で快適な選択肢があります。バイクタクシーは短距離の移動や渋滞回避に最適ですが、長距離や主要観光地を効率よく巡りたい場合は、電車の利用が非常におすすめです。
特にBTS(スカイトレイン)とMRT(地下鉄)は、バンコクの中心地を網の目のように結び、主要なショッピングモールや観光名所、ビジネスエリアなどへのアクセスも良好です。エアコン完備で快適な車内は、暑いバンコクでの移動手段としても人気があります。
以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください!
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