ホンジュラス旅行を検討している方が最も気になるのが「現地の治安」。
中米の中でも治安が不安定な国とされており、安全に旅を楽しむためには事前の情報収集と防犯対策が欠かせません。
この記事では、ホンジュラスの最新の治安状況・犯罪の傾向・危険地域・防犯のポイントを詳しく解説します。
安全な旅行のために、ぜひ最後までチェックしてください。
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ホンジュラスの治安の基本情報

ホンジュラスは美しい自然やマヤ文明の遺跡が魅力の国ですが、残念ながら治安面ではリスクが高い国の一つです。
外務省の海外安全情報によると、ホンジュラスの多くの地域で渡航注意が呼びかけられています。
危険レベル | 対象地域 |
---|---|
レベル2(不要不急の渡航は止めてください) | 首都テグシガルパ市、コルテス県、アトランティダ県、ジョロ県、オランチョ県、グラシアスアディオス県、コロン県、コマヤグア県 |
レベル1(十分注意してください) | 上記以外の地域 |
👉 最新情報は外務省の公式サイトで必ず確認してから出発しましょう。
政府の治安対策により一時期より犯罪発生率は減少傾向にありますが、依然として強盗・スリ・誘拐などの事件は多く報告されています。
観光客も被害に遭うケースがあるため、常に警戒心を持つことが大切です。
ホンジュラスで特に注意すべき犯罪
ホンジュラスで特に注意すべき犯罪についてご紹介いたします。
1. 強盗・スリ・ひったくり

ホンジュラスの都市部、特に首都テグシガルパやサンペドロスーラでは、スリ・ひったくり・武装強盗の被害が頻発しています。
観光エリアやバスターミナル、マーケットなどは特に注意が必要です。
- 路上でスマホを操作しない
- バッグは体の前で持つ
- 高価なアクセサリーや時計は身につけない
また、ATMでの現金引き出しも狙われやすいポイント。警備員のいる銀行やショッピングモール内で行うようにしましょう。
2. 誘拐・身代金目的の犯罪

一部地域では、身代金目的の誘拐事件が発生しています。
タクシーを装った車両に乗せられ、拘束されるケースもあります。
- 流しのタクシーは利用しない
- 配車アプリ(Uberなど)やホテル手配の車を利用
- 夜間や人通りの少ない場所を一人で歩かない
移動手段に関しては安心できる手段を選択して、移動前に安全なルートを調べておくことが重要です。
3. 詐欺・偽警察による恐喝

警察を装った人物による詐欺や恐喝も発生しています。
「身分証を見せろ」「罰金を払え」と要求されても、すぐに応じないようにしましょう。
- 正規の警官であるかバッジ番号や身分証を確認
- 不審な人物には近づかない
- 声をかけられても距離を取る
また、一般人を装った詐欺師が「道を尋ねる」「助けてほしい」と声をかけ、注意をそらして仲間が盗む手口も多発しています。
4. 麻薬・ギャング関連の犯罪

ホンジュラスは麻薬の密輸ルート上にあり、麻薬組織の抗争や銃撃事件が発生することがあります。
テグシガルパやサンペドロスーラの一部地域は特に危険とされています。
- 夜間外出は避ける
- 人通りの少ない道を通らない
- 地元住民や宿泊施設のアドバイスに従う
ホンジュラスのマフィアやギャングに巻き込まれを防ぐためにも、危険地域には絶対に近づかないようにしましょう。
ホンジュラス滞在中の防犯対策

ホンジュラスで安全に過ごすためには、基本的な防犯意識が何より大切です。以下を徹底しましょう。
- 危険地域を避ける(特に夜間)
- 貴重品はホテルのセーフティボックスに保管
- 信頼できる配車サービスやホテル送迎を利用
- 夜の外出や単独行動を避ける
- 大使館・警察の緊急連絡先を控えておく
ホンジュラス滞在中はs最新の注意をもって行動し、現地では、「安全そうに見える場所でも油断しない」ことが肝心です。
ホンジュラスでトラブルに遭った際にどうする?

ホンジュラスで万が一、犯罪の被害に遭った場合は焦らずに落ち着いて手続きを進めて行きましょう。
以下にて犯罪に巻き込まれた際に重要な連絡先などをご紹介いたします。
ホンジュラスの緊急連絡先一覧
こちらがホンジュラスの旅行者向けの緊急連絡先情報です。
種類 | 電話番号 |
---|---|
警察 | 119 |
救急 | 195 |
消防 | 198 |
緊急総合番号(全国共通) | 911 |
在ホンジュラス日本国大使館へ相談
ホンジュラスでトラブルがあった場合には、ホンジュラス日本国大使館への連絡・相談が必要となり、大使館では、下記のようなサポートを受けることが可能です。
・帰国のための渡航書の発給:盗難や紛失によりパスポートが手元にない場合、総領事館にて「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。この渡航書は日本への一時帰国に限り有効です。申請には、現地警察の「盗難証明書」が必要になるので、必ず警察署で届け出を行いましょう。
・現地情報や助言:必要に応じて、被害後の行動について適切なアドバイスを受けることができます。
在ホンジュラス日本国大使館
・住所:4R26+J5C, Col. San Carlos, Calzada Rep. Paraguay MDC, Tegucigalpa, ホンジュラス
・電話番号(代表):+50422365511
トラブル時の旅行保険の活用
旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。
▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書
その他の対応策
地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。
クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。
海外旅行ではスマホが重要!

海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。
そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。
緊急時の連絡手段としてスマホを活用
スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。
・現地の緊急番号
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先
さらに、無料の通話アプリ(例:LINEやWhatsApp)を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。
GPSで迷子知らず
初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ(Google MapsやApple Mapsなど)を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。
オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。
翻訳アプリで言葉の壁を克服
海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ(Google翻訳やiTranslateなど)を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。
カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。
情報収集と共有がスムーズ
現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。
特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。
配車アプリで移動もスムーズ
最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。
海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。
モバイル決済で安全な支払いを
最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。
現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、PayPalなど)を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。
・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます!
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