フィリピンで絶対に食べたいローカルフード11選!ジャンル別グルメを徹底解説!

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フィリピン旅行の醍醐味といえば、現地でしか味わえないローカルフードとの出会いです。

スペイン、中華、アメリカの影響を受けながら独自の発展を遂げたフィリピン料理は、濃厚な味付けと親しみやすい風味で、多くの日本人旅行者を魅了し続けています。

本記事では、が実際に現地で食べ歩いた経験を基に、絶対に外せないローカルフード11選をジャンル別に詳しくご紹介します。定番の国民食から隠れた名品まで、あなたのフィリピン旅行をより豊かにする美食情報をお届けします。

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フィリピン料理の特徴と魅力

フィリピン料理は、7,000以上の島々からなる地理的特性と、長い植民地時代の影響により、世界でも類を見ない多様性を持つ料理文化を形成しています。

主な文化的影響

スペイン統治時代(1565-1898年):トマト、玉ねぎを使った煮込み料理
中華系移民の影響:麺料理、春巻き、醤油の活用
アメリカ統治時代(1898-1946年):ハンバーガー、フライドチキンの普及
マレー系文化:ココナッツミルク、香辛料の使用

味の特徴と日本人との相性

フィリピン料理と言われても、頭にどんなイメージかぱっと浮かぶという人も少ないのではないでしょうか。ただ食べてみると口にあうという日本人の方も結構多くいます。

フィリピン料理の基本的な味の特徴

味の要素特徴代表的な調味料
酸味タマリンド、ビネガーを多用ビネガー、カラマンシー
甘味砂糖、ココナッツの自然な甘さ黒砂糖、ココナッツミルク
塩味魚醤、塩辛を効果的に使用バゴーン、パティス
旨味発酵食品による深いコク魚醤、エビペースト

日本人に愛される理由

  1. 米食文化の共通性:白米を主食とする食文化
  2. 醤油の活用:中華系の影響で醤油味が親しみやすい
  3. 適度な辛さ:激辛ではなく、程よいスパイス感
  4. 家庭的な味:複雑すぎない、素朴で温かい味わい

では、ここまでを踏まえてフィリピン旅行で是非食べて欲しいローカル料理をご紹介いたします。

がっつり系お肉料理の王道3選

まずは、肉料理3種類からご紹介いたします!気になる物があったら是非試してみてください。

シシグ(Sisig)- ビールに最高のおつまみ

シシグは、パンパンガ州発祥のフィリピンを代表するおつまみ料理です。豚の頬肉、耳、レバーを細かく刻み、玉ねぎ、唐辛子と一緒に鉄板で炒めた一品で、最後に生卵を落として混ぜながら食べるのが本場のスタイルです。

酸味の効いたビネガーベースの味付けで程よいスパイシーさもあり、日本人の口にもあうので是非お試しください。

アドボ(Adobo)- フィリピンの国民食

アドボは「フィリピンの国民食」と呼ばれる家庭料理の代表格です。スペイン語の「adobar(マリネする)」が語源で、元々は保存食として発達した料理です。

甘さの度合い酸味の強さ、使うスパイスや煮込み時間などで家庭の好みによる様々な違いがあります。

レチョン(Lechon)- フィリピンの祝祭料理

レチョンは、豚を一匹丸ごと炭火でじっくりと焼き上げる、フィリピンで最も格式の高い料理の一つです。結婚式、誕生日、クリスマスなどの特別な日には必ず登場する国民的なごちそうです。

地域によっても若干特徴が異なるので、色々な地域で食べてみても面白いかもしれません。

メインと一緒に頼みたいスープ・煮込み料理4選

次は、スープ・見込み料理3種類をご紹介します。フィリピンのスープと言えば「シニガン」ですが、今回は日本人の口に遭うという観点で3つに絞りました。

カレカレ(Kare-Kare)- ピーナッツの香り豊かなシチュー

カレカレは、フィリピンの伝統的なシチューで、特に日曜日の家族の集まりや特別な日に作られる料理です。ピーナッツソースをベースとした濃厚な味わいが特徴で、バゴーン(エビの塩辛)と一緒に食べるのが伝統的なスタイルです。

牛テールの入った物が最も伝統的ですが、牛筋を使った物や豚足を使ったものなど色々な種類があります。

7. バッチョイ(Batchoy)- イロイロ名物のフィリピン風ラーメン

バッチョイは、ビサヤ諸島のイロイロ市発祥のヌードルスープです。1930年代に中華系フィリピン人によって考案され、現在では西ビサヤ地方を代表する料理となっています。

豚骨と鶏ガラのダブルスープの濃厚なスープににんにくと生姜の効いた食欲をそそる香りのフィリピン風ラーメンを是非試してみて下さい。

ブロアタ(Bulalo)- 骨髄の旨味たっぷりビーフスープ

ブロアタは、牛の骨付きすね肉をじっくりと煮込んだスープです。骨髄(マロウ)から出る濃厚な旨味がスープに溶け出し、深いコクと満足感のある味わいを生み出します。

タマリンドの酸味を効かせたフィリピンの代表的なスープ料理「シニガン」が苦手という方はこちらの方が口に遭うと思います!

小腹が減った時にオススメ軽食・屋台グルメ3選

次にご紹介するのは、少し小腹が空いたときなどにオススメの軽食や屋台で食べられるものを3つご紹介いたします。

パンシットカントン(Pancit Canton)- フィリピン風焼きそば

パンシットカントンは、中華系移民によってフィリピンに伝えられた麺料理で、現在では完全にフィリピン料理として定着しています。料理名のカントンが広東を指しており中華系の料理だと分かりやすいですね。

太めの中華めんの広東麺やビーフンなど使われている麺の種類は結構豊富ですが、おすすめはやはり広東麺です。

ルンピア(Lumpia)- フィリピン風春巻き

ルンピアは、薄いライスペーパーや春巻きの皮に具材を包み、揚げるまたは生のまま食べるフィリピンの春巻きです。種類はいくつかありますが、代表的なものは揚げたタイプでしょう。

ルンピアは中国系移民の影響を受けており、スペイン統治時代を経てフィリピンの食文化に根付いたもので家庭料理としても、ビュッフェでも定番の一品です。

キキアム(Kikiam)- 屋台の定番フィッシュソーセージ

キキアムは、中国福建省の「五香巻」が起源とされる料理で、フィリピンの屋台文化に完全に溶け込んだストリートフードです。

蒸した魚のすり身をカリッと挙げている物で、日本人にもなじみやすい料理のひとつです。

南国にピッタリのスイーツデザート2選

最後にフィリピンで人気のローカルスイーツを2種類ご紹介します。見かけたら是非試してみてください。

12. ハロハロ(Halo-Halo)- フィリピンの国民的デザート

ハロハロは、日本統治時代(1942-1945年)に日本のかき氷文化とフィリピンの甘味文化が融合して生まれたとされるデザートです。「ハロハロ」はタガログ語で「混ぜ混ぜ」という意味です。

東南アジアを旅行しているとローカルデザートとして必ずと言っていいほど見かけるかき氷。豆や灘でココなどをトッピングして食べてみてください。

トロン(Turon)- バナナの揚げ春巻き

トロンは、熟したサバ・バナナ(調理用バナナ)とジャックフルーツを春巻きの皮で包んで揚げた、フィリピンの代表的なデザートです。

使用するバナナにも色々な種類があり、お店によってちがいを楽しむ事も出来るので、見かけたら是非試してみてください。

フィリピングルメを楽しもう!

フィリピンには、日本ではなかなか味わえない個性豊かなローカルフードがたくさんあります。肉料理からデザート、屋台グルメまで、ジャンルごとに楽しめるのも魅力の一つ。

旅先での食体験は思い出に深く残るものです。ぜひ今回ご紹介した11選を参考に、現地で本場のフィリピン料理を味わってみてください。お腹も心も満たされるローカルグルメ旅を楽しみましょう!

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