ブルネイ・ダルサラーム(Brunei Darussalam)は、ボルネオ島の北部に位置する熱帯雨林気候(トロピカル気候)の国です。
赤道に近いため、一年を通して高温多湿で、日中の気温差が比較的少ないのが特徴です。
- 年間平均気温:26〜32℃
- 湿度:70〜90%前後と非常に高い
- 年間降水量:約3,000mm(日本の約2倍以上)
ブルネイには日本のような四季はなく、「乾季(3〜9月)」と「雨季(10〜2月)」の2つの季節に分かれます。
いずれの時期も基本的に暖かいですが、雨の有無や湿度の高さによって快適さが大きく変わるため、季節に合わせた服装選びが重要です。
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ブルネイの乾季(3月〜9月)

観光に最適!晴天が多く、屋外アクティビティにおすすめのシーズンです。
乾季は比較的降水量が少なく、青空が広がる日が多い時期です。
観光や屋外観光地の散策、ボートクルーズ、ジャングルトレッキングなどを楽しむのに最適です。
ブルネイの乾季(3月〜9月)の気候
| 月 | 平均最高気温(℃) | 平均最低気温(℃) | 平均降水量(mm) |
|---|---|---|---|
| 3月 | 33 | 24 | 160 |
| 4月 | 33 | 24 | 180 |
| 5月 | 33 | 24 | 200 |
| 6月 | 32 | 24 | 180 |
| 7月 | 32 | 24 | 180 |
| 8月 | 32 | 24 | 190 |
| 9月 | 32 | 24 | 200 |
気候の特徴
- 湿度:高めだが雨が少ないため比較的快適
- ただし、日差しが非常に強く、日焼け対策は必須
服装のポイント
- 通気性・吸湿性に優れた軽い素材(コットン・リネンなど)
- Tシャツ、半袖シャツ、薄手の長袖が最適
- 帽子、サングラス、日焼け止めで紫外線対策
- 観光にはスニーカー、街歩きやホテル周辺ではサンダルも◎
外は暑いですが、屋内は冷房が強いため、薄手のカーディガンや羽織りものがあると便利です。
ブルネイの雨季(10月〜2月)

スコールが頻繁に起こるが、緑豊かな自然が楽しめる季節です。
雨季のブルネイでは、1日数回の短時間のスコール(にわか雨)が発生します。
雨は1〜2時間ほどで止むことが多いものの、湿度が非常に高く蒸し暑さを感じやすい時期です。
ブルネイの雨季(10月〜2月)の気候
| 月 | 平均最高気温(℃) | 平均最低気温(℃) | 平均降水量(mm) |
|---|---|---|---|
| 10月 | 32 | 24 | 280 |
| 11月 | 31 | 23 | 300 |
| 12月 | 31 | 23 | 320 |
| 1月 | 31 | 23 | 290 |
| 2月 | 32 | 23 | 230 |
気候の特徴
- 突発的なスコールが多い(特に11〜1月に集中)
- 空気が澄み、ジャングルの緑がより鮮やかに見える季節
服装のポイント
- 速乾性の高い素材(ポリエステル・ナイロン)の服がおすすめ
- 雨具(折りたたみ傘・レインコート)を常に携帯
- 防水サンダルや撥水スニーカーで足元の濡れ対策
全体的に湿度が高く蒸し暑いので、湿気対策としてタオル・制汗剤・ベビーパウダーを持参するのがオススメ。
ブルネイでの服装マナーと注意点

ブルネイはイスラム教が国教の国であり、服装マナーにも一定のルールがあります。
観光客も宗教や文化に配慮した服装を心がけましょう。
基本マナー
・露出の多い服装は避ける(肩・膝が隠れる服が好ましい)
・女性はタンクトップやショートパンツを避け、ひざ丈のスカートやパンツ+袖付きトップスが無難
・男性もノースリーブや短すぎるパンツは避けた方が印象がいいでしょう。
モスク見学時は、長袖・長ズボン着用が必須。女性はスカーフ(頭を覆う布)の着用が推奨される
ブルネイ旅行のベストシーズンと服装のポイント

ブルネイ旅行の際には旅行する季節によって服装を考えましょう。
- 乾季(3〜9月):観光に最適。日差し対策を万全に。
- 雨季(10〜2月):スコールに注意。速乾性の服装+雨具必携。
- 通年共通:イスラム文化に配慮し、露出は控えめに。冷房対策も忘れずに。
一年中高温多湿なブルネイでは、軽くて通気性の良い服装+マナーを意識した装いが快適に過ごす鍵です。
季節ごとの特徴と服装ポイントを押さえて、ブルネイの自然と文化を思う存分楽しみましょう!
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