タンザニア治安ガイド|観光客が注意すべきポイントと安全対策を徹底解説!

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タンザニアは、サファリやキリマンジャロ登山、ザンジバルのビーチリゾートなど、多彩な魅力を持つ東アフリカの人気観光地です。

大自然の中でのアクティビティや歴史的な街並みを楽しめる一方で、旅行者にとって「治安」は気になる重要ポイントです。

本記事では、タンザニアの治安状況をエリア別・テーマ別に徹底解説し、旅行者が安心して滞在できるための具体的な安全対策をまとめます。

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タンザニアの治安概況

まずは、タンザニアの基本的な治安ですが、観光地(サファリ国立公園、ザンジバル、キリマンジャロ周辺など)は比較的安全とされ、多くの旅行者が訪れています。

ただし「安全=無犯罪」という意味ではなく、スリや引ったくりといった軽犯罪は都市部や観光地で発生しています。

また、一部の国境地帯や農村部では治安が不安定で、渡航を控えた方が良いでしょう。

エリア別の治安傾向

次にエリア別の治安傾向をご紹介します。

都市部(ダルエスサラーム、アルーシャなど)

日中は比較的平穏で、観光や買い物を楽しむ旅行者も多く見られます。ただし、人混みではスリや置き引きの被害が起こることがあるため、常に貴重品の管理には注意が必要です。

夜間は特に治安が悪化しやすいため、一人歩きは避け、移動の際は信頼できるタクシーやホテル送迎を利用するのが安心です。

ザンジバル島

世界的に有名な観光地で、美しいビーチリゾートエリアは比較的安全です。しかし、観光地以外の路地裏やナイトライフが盛んな地域では、軽犯罪や観光客を狙ったトラブルが発生することがあります。

人通りが少ない場所は避け、夜間に出歩く際はグループ行動を心がけ、車などで移動すると良いでしょう。

農村や遠隔地

のどかな風景が広がる一方で、道路や交通インフラが整備されていない地域も多く、犯罪よりも事故やトラブルのリスクが大きいです。

移動は公共交通機関よりも、信頼できる旅行会社が手配するツアーや運転手付き車両を利用する方が安全で安心です。

電波が届かない地域もあるため、事前に連絡手段を確認しておくとさらに安心できます。

旅行者が気をつけるべきポイント

タンザニアを訪れる旅行者が気を付けるポイントをご紹介いたします。

1.貴重品の管理

  • スリ対策:財布やスマホは必ず体に密着、バッグは前掛けに。人混みやバス内は特に注意。
  • 引ったくり防止:肩掛けバッグは狙われやすいためNG。リュックは南京錠や防犯カバーを活用。
  • ホテルでの保管:不要な現金・パスポートはホテルのセーフティーボックスに預けるのがベスト。

2.夜間の外出

  • 夜の路上歩行は極力避け、外出が必要ならタクシーを利用。
  • タクシー選びは「信頼できる会社」やホテル手配を利用。流しのタクシーは避け、料金は事前確認。
  • 女性は一人歩きを避け、複数人での行動が安全。

3.交通安全

  • 道路事情:地方では舗装が不十分で事故が多発。移動は信頼できるドライバーを手配。
  • 公共交通機関:ローカルバス(ダラダラ)は安価ですが、事故やスリのリスクあり。旅行者には専用送迎車がおすすめ。
  • バイク・自転車利用:ヘルメット必須。交通ルールが徹底されていないため注意。

4.健康・衛生管理

  • 予防接種:黄熱病、マラリア、破傷風、A型肝炎などを事前に接種。マラリア対策薬も必須。
  • 食事・飲み水:生水は絶対に避け、必ずペットボトルの水を使用。屋台の食事は控えめにし、加熱済みのものを選ぶ。
  • 蚊対策:長袖・長ズボン着用、蚊帳や蚊よけスプレーを活用。

タンザニアでトラブルに遭った際にどうする?

タンザニアで万が一、犯罪の被害に遭った場合は焦らずに落ち着いて手続きを進めて行きましょう。

以下にて犯罪に巻き込まれた際に重要な連絡先などをご紹介いたします。

タンザニアの緊急連絡先一覧

こちらがタンザニアの旅行者向けの緊急連絡先情報です。

サービス緊急番号
警察 / 緊急 (警察・火災・救急)112

在タンザニア日本国大使館へ相談

タンザニアでトラブルがあった場合には、タンザニア日本国大使館への連絡・相談が必要となり、大使館では、下記のようなサポートを受けることが可能です。

帰国のための渡航書の発給:盗難や紛失によりパスポートが手元にない場合、総領事館にて「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。この渡航書は日本への一時帰国に限り有効です。申請には、現地警察の「盗難証明書」が必要になるので、必ず警察署で届け出を行いましょう。

現地情報や助言:必要に応じて、被害後の行動について適切なアドバイスを受けることができます。

在タンザニア日本国大使館

住所:.O. Box 2577 Plot No. 1018, Ali Hassan Mwinyi Rd, Dar es Salaam
電話番号(代表):+255-22-2115827

トラブル時の旅行保険の活用

旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。

▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書


その他の対応策

地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。

クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。

海外旅行ではスマホが重要!

海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。

そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。

緊急時の連絡手段としてスマホを活用

スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。

・現地の緊急番号
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先

さらに、無料の通話アプリ(例:LINEやWhatsApp)を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。

GPSで迷子知らず

初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ(Google MapsやApple Mapsなど)を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。

オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。

翻訳アプリで言葉の壁を克服

海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ(Google翻訳やiTranslateなど)を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。

カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。

情報収集と共有がスムーズ

現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。

特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。

配車アプリで移動もスムーズ

最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。

海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。

モバイル決済で安全な支払いを

最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。

現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、PayPalなど)を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。

・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます!

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